column

評価の問題、という問題。

最近、人を師と崇めよう、という気持ちについてよく考えている。
そして、あわよくば手を伸ばして近づこうとしている。

ミュージシャンへの憧れはちょっと別物だ。
私は10年ほど前に、楽器演奏は気楽な楽しみと割り切っている。
Animals As Leadersの”CAFO”は、冒頭のリフを追いかけるまでで満足してしまう。

絵に対しても同じく。
最近は動画編集で、素材イラストを依頼して描いてもらっている。
絵心が無いとは言い条、キャラクターがあまりに可愛いので自分でもちょっと描いてみた。結果としては残念ながら、この絵は世界がひっくり返るまでお蔵入りだ。

(  ’-‘)前置きながっ

という流れで、最近読み漁っているブログがあります。名前はスパ帝国。エンパイアぁ!
管理人の魅力についてはニコニコ大百科などが詳しい。戦略ゲームの凄腕として、また軽妙なナレーターとして知られている方です。
一方で、「小さく完璧なゲームを作ろう」をコンセプトに雑誌「月刊スパ帝国」を刊行しています。コラムやレビューもさることながら、毎号ゲームが1つ付録に付いて来る!ヒョー!
ブログでは主にアナログゲーム制作についての話や海外プロゲーマーのコラム翻訳を読むことができまして、どれも知見に富んでいます。
そんなこんなで、来たるべき時(?)に備えて考えを深めていこうとアーカイブを読み漁っています。

(  ’-‘)まだ前置きだった。

で、この記事。
評価の問題|スパ帝国
ブログをはじめなんやかんやで評価に意識を囚われている私なので、読んで思うところは多いです。

評価は「それをいつでも取り上げる事ができる」という恣意性と引き換えに付与される。恣意性を奪う事は支払いの踏み倒しである。
(中略)
恣意的に与えられた物は恣意的に取り上げられる。積み上がった評価は資産の様に見えるけれども、実は同じ額の負債を伴っている。それは稼いだのでなく借りたのである。だから簡単に積もる。ランキングに上る物は非常に大勢からの評価を受けているけれども、それはいつでも、恣意的に、求めに応じて返上するという返済条項付きである。

特にこの辺り。積み上がった、と言うほどの評価があるかどうかは脇に置きつつ。
感覚として肌身に感じてはいた所ながら、言語化されると膝に矢を撃ち込まれた様な間隔です(なんだそれ)。
「ほめられても金にならねぇ!」と言う風な愚痴が去年など積もり積もっていた訳ですが、結局の所、評価は借り物、と思えば妙に納得できてしまったり。

そしてこの記事。
創作は無報酬|スパ帝国

作家が創作物を直接金に変換しようとすると恐ろしくレートが悪い。(中略)経済のみの観点から言えば、創作はビジネスを助ける事によって間接的に報酬を生む。ビジネスは直接部門であり創作は間接部門である。経理部しか無い会社が収益を上げないのと同様、創作しかしない作家は無報酬である。

“創作物を直接金に変換”というのは実際、夢見る部分ですね(って表現すると超絶バカっぽい)。しかしそれだけでは馬力が足りない。

今は鵜呑みにしてふむふむと頷いているばかりですが、追々何かに繋げていければと、考えを巡らせています。

Posted by:

畳色@mossgreen

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